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Macintosh LC520 の思い出 [タイムスリップ忘備録]

Macintosh LC520 の思い出】

Mac-LC520.jpg

<Macintosh LC520> 1993年に発売されたモニター一体型のPCで別名「タワー型マック」とも呼ばれていた。CPU 25Mhz、標準搭載メモリーが4MBでモニタは14インチの最大解像度640×480、ハードデスクは80~160MBという今では考えられない様なレベルだったが頼りになるマシンだった。

フリーの広告デザイナーとして仕事をしていた頃にApple社のMacintosh が雑誌で紹介されていてコンピューター・グラフィックスをかじってみたいと思ったのが始まりだった。
'80年代の中頃でパソコンと言ってもMS-DOSコンピューターしか目にかかることのない環境で、モニター上でグラフィックスのお絵描きが出来るなんて言うのは一部の経済的に豊かなアーチストにしか出来ないと思われていた時代だった。
まだ発表されたばかりのMacintosh Classic が100万円以上もしていたが、紹介されるCGに憧れとため息の連続だった。

それから数年後ついに憧れのMacintosh を手にする事になった。名古屋・大須のパソコンショップが、LC520を二十数万円で限定セールに出していたのを新聞広告で見つけたので車を走らせて急いで買いに行った。
家に持ち帰ってからというものは連日連夜パソコンに懸かり切りで夢中だった事を覚えている。特にバンドルされていた「ハイパーカード」というドローソフトはMac らしい代表的なアプリでCGの感触を味合わせてくれるものだった。

HyperCard.jpg
   ▲ 当時ハイパーカードで描いたイラスト

それからというものは当時主力だったカテナ社のペイントソフト(※競合品には発売されて日の浅い「Painter」があってアドビ社の「Photoshop」や「Illustrator」はまだVer.1の時代だった)やゲームソフトなどを買ってパソコン・ライフを楽しんでいた。
後にPoweMac やG4などにバージョンアップして、雑誌掲載のデジタル・コミックも描くようになって仕事にも活用していったが、LC520 は私にとってのPC黎明期の象徴だった。

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漫描雑譚/鉄人アトムの話 [ギャラリー]

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雑誌『少年』で連載を始める前の予告ではタイトルが「鉄人アトム」という構想だったんですね。連載スタートは昭和27年でしたが、実はその一年前に「アトム大使」というタイトルで連載をしていてロボットのアトムはわき役で登場していたのが始まりです。

アトム大使_01.jpg

元々は手塚治虫の鉄腕アトムに対する思い入れはそれほどでも無くってTVアニメ化する時も「ジャングル大帝」レオの方がやりたかったらしいです。アトムにはもっと社会批判やメッセージ性を込めたかったけれど、アイドル的なキャラクターとして別モノになってしまった事が意欲を衰えさせたようです。何かの対談で“ワースト作品”として鉄腕アトムを挙げていたのを読んだ覚えがあります。
当初はアトムを地球人と宇宙人との橋渡し的な大使にしたかったものが、いつの間にか愛されるキャラクターとして地球を守る“正義の力”的存在になっていった事は不本意だったのでしょう。


昨今のスピンオフ-ブームに乗って「アトム ザ・ビギニング」が登場しました。とても面白い発想として評価は出来ますが、ある意味で本来の鉄腕アトムのコンセプトとは大きく変わってゆくでしょう。こうやって歴史というものは変色してゆくのでしょうね。
これまでも様々な名作と言われる作品群がそれ以後の時代の評価によって作者のモチーフとは別解釈されて伝わっていきましたが、それこそが時代を越えて生き続けてゆく“名作の宿命”なのでしょう。


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