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微睡の所感 [随想随筆]

日々、目覚めてはこの世の現実を過ごし 幻夢に誘われて安らぎに入る。
穏やかな時間を至福と思え。
悩み彷徨うことが人生ならば 時には解脱して外れで休む。


人の世は「肉の世界」であるから、そこには快楽もあれば苦痛も併存するのは当たり前の事である。楽あれば苦あり。良薬は口に苦し。快楽の一面だけに目を向けて語るのは人の世を理解していない表われである。
世間という人の作った社会を「肉の世界」とすればそれで把握できないものは「魂の世界」で捉えるのが良いだろう。


生きものとしての命を感じ取ること、それが全ての始まりかも知れない。

切り株に腰掛ける02.jpg
  ▲シリーズ「切り株」のラフスケッチ

醒めて考える事も必要かもしれないが、時には微睡(まどろみ)の中で思い巡らす事も良いのかも知れない。
覚醒ばかりが賢明とは限らないだろう。


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残骸処理から再生へ [制作日記]

閑話休題。頭の中を空っぽにして、深呼吸をしてから少しばかり新鮮な空気を入れてみる。これまで数々の落書きやらイラストらしきものを、趣味の作品であったり時には生活の糧・収入源であったり色んな場面で創り出してきたが、記憶の押し入れの奥からそれらの息づかいが聞こえてくる様な気がした。

イメージ_心境.jpg

かつて愛用マシンとして使用していたMatcintosh にはたくさんの画像データが埋まっているが、中でも二十年以上も前になるホームページ全盛期の頃に作ったポータル仕様のトップページは今ではゴミと化して目まいがするほどに散乱している。

実際に使われていたものもあればお蔵入りとなって日の目を見ずに終わったものもあるが、大変な労力と時間を費やしたことを考えると時には引っ張り出して当時の“熱意”を呼び起こしたいような気もする。

FROM-SITES.jpg

若い頃はポスターやチラシを作ったりミニコミ誌や新聞も発行した事があったが、インターネットが普及してメディアと言えばホームページに置き換わった時代で、例に漏れず私もサイト作りに夢中だった。

中でも力を入れていたのは『キャラ誕』というキャラクタービジネスを志向したポータルサイトだったが、結局力不足のため頓挫してお蔵入りになってしまった。
『キャラ誕』というタイトルは「キャラクター誕生」を短くしたもので「キティちゃん」や「ドラえもん」を超える人気キャラクターを参加型シェアリングで生み出そうという発想のポータルサイトで、かつて山口百恵やピンクレディーたちを輩出したTV番組「スター誕生」からネーミングをもじったものだったが早過ぎた意気込みだけが空回りして終わってしまった。

キャラ誕_a.jpg

押し入れの物置をひっくり返して眺めながら徒然に思い返してみると…実に色々と悪戦苦闘して来たなぁと独り感心してしまう。
ふと放置されたままのひとつの画像に眼が行った。それはMacromedia FLASH というアプリでミニ・アニメーションづくりに励んでいた頃の“残骸”で、まったく独りよがりで落描きの様なチープなものばかりだったがFLASH を使ったスタイルの漫画を試行錯誤していた頃のものだった。

ロボッチィ_icon.jpg
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安定して続ける事が出来ずに結局放置された“残骸”のひとつになってしまったが、『キャラ誕』や『ふらコミ』のコンセプトは生かしたままで何か別の姿で再生できるのではないかと考えるようになった。
残骸処理から再生に生かせれば、これこそ今日的な“瓢箪から駒”と言えるだろう。


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