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猫の描いた絵本~再び [制作日記]

ごろ寝.jpg

ひと頃は十二匹もいた我が家の猫たちが、独立の旅立ちやら病死、事故死などで去ってゆき今では猫年齢で還暦を迎えた老猫一匹を残すのみとなっている。
それぞれに思い出深い生き様の歴史を残して去っていったが、それらを絵本の形で表そうと思ったのが『猫の描いた絵本』の始まりだった。

そんな個人的モチベーションとは関係なく世の中はすっかり猫ブームになっていて、文字通り猫も杓子も“猫オマージュ”でいっぱいだったものだが、へそ曲がりの私はそんな流行りのブームが肌に合わずドロップアウトしていた。

NEKO-title_01.jpg

一匹残った老猫もすっかり衰えた様子で、最近はあまり遠出もせずぼんやりと周りの景色を眺めていたりする。その姿を見ていて、ふとそれはまるで私自身の姿ではないかと思えてしまった。
日々頭の中を様々な思索が流れてゆくが、気がつけばただ取り返しのつかない時間だけが流れ去っている。何も起こらない日々が目の前を通り過ぎてゆく。

還暦猫ミカン_H29A.jpg

部屋の隅に放ってあったスケッチブックを、正直のところ少し億劫な気持ちで引っ張り出してきた。不慣れになった手つきで恐る恐る筆を執る。芯から沸き起こるものが見当たらないが、それでも何か背中を突き押すものがあって絵を描き始めた。
賑やかな猫たちの喧騒もすっかり聞こえなくなって、ただ静かな思い出の時間だけが流れている部屋で、置き去りになっていた『猫の描いた絵本』に再び会うことが出来た。

猫とスケッチ.jpg

 

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徒然描写~1~ [日々の背中]

往く川の流れは絶えずして かつ消えかつ結びて久しくとどまりたるためしなし
徒然なるままにカメラに向かいて そこはかとなく何をか写し出さんとや


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かつて遊郭のあった界隈。品の良い遊び人たちが集まっていた古の処には風情を大切にする仕来りがあった。

武家屋敷の名残りには侍の生活が垣間見られる。

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 ▲本居宣長の棲家・鈴家。二階が書斎

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歳を取ったせいか、落ち着いた佇まいが恋しくなる。
我が町の身近なところに見つけたモノクロームの庵。

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