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「いちまい絵本」で探究する [扶侶夢絵本の世界]

 

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A4サイズで仕上げる「いちまい絵本」は自分の世界をコンパクトにまとめた一種のコンセプトアートのようにも思えます。

バラバラに描いた自分の世界をまとめる事によって、そこに何らかのテーマ性が在ることを発見します。
そして時には俯瞰する事で、“別の視点”からこれまでの自分を見ることに気づいたりもします。

バラバラな場面を手づくりで編集してゆく絵本制作は自分自身に問いかける「ひとりワークショップ」のようです。

☆ 

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すでに描き上げたバラバラなカットの編集で作り上げる方法のほかにも別の方法があります。

例えば、Q&A形式で「私のやり残しているものは?」「私の恐れているものは?」といった感じの自問自答を重ねて、自分の内面を綴る“ワークシート”のつもりで描き上げれば、自分を取り巻く世界の探究にもなっていて面白い発見があったりもします。

まだまだ技術的にも未熟で偉そうなことは語れませんが、ブラッシュアップして価値あるコンテンツのひとつにしてゆきたいと考えています。

 

 


いちまい絵本オリジナル [扶侶夢絵本の世界]

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近頃は、手づくりオリジナルの『いちまい絵本』の世界にはまっています。
これはA4判一枚のスペースで完結させる手づくりの絵本で、私はこれを『いちまい絵本』と名付けて楽しんでいます。

“紙切れに落書き”感覚で簡単に出来るのも魅力のひとつですが、意外と奥の深さを発見することもあって、子ども向けではなく大人の知的創造としても楽しめる要素があります。

一枚の紙を折りたたんで作り上げるため、各ページが変則的な並びになっていて帳合いに注意が必要ですが、それ以外は製本の知識が無くてもシ大丈夫です。

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八つに折った紙の真ん中にハサミを入れて山折り、谷折りをすれば出来上がり。
本来はそれぞれのページに手描きで仕上げるのですが、増刷しようとするならプリンターで印刷する方法もあります。

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2カットづつ4面を配置してつくった『猫の描いた絵本』の習作。
『猫の描いた絵本』コンプリート版は、いちまい絵本では無理ですが…

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これから提唱してゆこうと考えている『いちまい絵本』は、単なる自己表現のための絵本やイラストブックに終わらず、様々な可能性を秘めた自己開発ブックにしてゆきたいと考えています。
『いちまい絵本』がどのような進化を遂げてゆくのか楽しみです。

 

 


絵本への取り組み [扶侶夢絵本の世界]

NPOを立ち上げる。 SNSで露出度を高める。 公募にエントリーする。
個展を開いて発表する。 企画書を持って出版社めぐりをする。…etc.

コンテンツの目的と性格によって、その手段・方法とのマッチングは異なる。
私がいま興味があるのは「ワークショップ・スタイル」なのだが、どこの組織にも属していない現在の私がそれなりに人数を揃えて実施を試みるにはなかなか難しい壁がある。

一人一人が自分の絵本をつくりながら自分の本質に気づいてゆく…という「絵本づくりのワークショップ」。手段・方法自体も発想の転換が求められるのだろう。 

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絵本をつくりながら人生と取り組むという発想を現実化してゆく事が
近頃は私のチャレンジ・テーマになっています。
創作するという事が…納得を掴むという行為に繋がっています。

 


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「猫の描いた絵本」との出会い [扶侶夢絵本の世界]

 

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セピア色した暖かな記憶が 僕の中には眠っている

目くるめく日常の中で 引き出しの奥にうずくまっているけれど

もしかしたら それはとても大切な思い出なのかも知れない

         ☆

僕がヒトになった頃 当然のように傍にはネコがいた

名前は「ミーコ」 僕が親兄弟の名前よりも先に口にした名かも知れない

寝起きを共にする仲良しだったくせに

時々イタズラで火鉢に突き落としてみたりする 僕は迷惑な家族だったようだ

ミーコと.jpg

そんなミーコも13年間生きて ピカピカの新居に引っ越した年に亡くなってしまった

友だちも居なくなった新しい環境が たぶん暮らしにくかったのだろうね

         ☆

その後も 何匹もの猫たちが出たり入ったり たくさんのメッセージを届けてくれた

そして僕は若者になって 大人になって 初老の扉の前に立ち

ようやく 一冊の大切な絵本を見つけることが出来た

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それは たくさんの猫たちが僕に届けてくれた生命

ひっそりと納屋の奥に仕舞い込まれていた 『猫の描いた絵本』だった。

 

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絵本を“つくる”という事 [扶侶夢絵本の世界]

 

私にとって“絵本”とは…

視覚・感覚・思考を整理して、不明瞭なものや隠された偽りを表層に引っぱり出して自己認識するための…トレーニングブック

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         ☆ 

私にとって“絵本”とは…

時間や空間と接したり、人びとと魂でコミュニケートすることの出来る…感覚世界のインターフェイス。

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         ☆ 

私にとって“絵本”とは…

この世界に生きていられる事への…賛美。いつかは去りゆく世界への…感謝。そして、未来の大人たちへの遺言。

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         ☆

それにしても…“絵本をつくる”って、
心の落書き、いたずら描き…だから、そんなに難しく考えるものじゃないんだよね。

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猫の描いた絵本 [扶侶夢絵本の世界]

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「猫の描いた絵本を見つけたい。」

理由(わけ)あって…
猫の描いた絵本を探すことになった。

絵本探しの旅を、最後まできちんと続けられるだろうか?
そして、お目当ての「猫の描いた絵本」を
本当に見つけることが出来るのだろうか?

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私が悲しみに打ちひしがれていた時に
私を支える神様が頭の中に降りてつぶやいてくれた…

「猫の描いた絵本を見つけて来なさい。」

それはたぶん私を立ち直させる救いの言葉だったのかも知れない。
そうして私は、絵本探しに旅立つ決心をした。

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【付録】笑顔の子猫


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絵本の物語 [扶侶夢絵本の世界]

 

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絵本があるところ そこには絵本の世界がある。
絵本は人々に愛されて 人々の心の中に生きる。

何年もの長い時間が過ぎていった。
争いがあった 破壊もあった。
そして時間の流れと共に愛しい者たちが去ってゆくことも知った。

人は年老いて様々な経験の中から この世界が願ったほど楽しくないことを学んだ。
子どものときに見た絵本の世界は 架空の物語世界として言い伝えられていた。

さらに何年も何年も時間が過ぎた。
次の時代がやってきて 人は時代の人々の愛情に見送られながら立ち去ろうとしていた。
そして人々からさし出された手には “あのころの絵本”がにぎられていた。

人はこの時代にも 絵本の世界が息づき育っていることを知った。
絵本は人々に愛されて 人々の心の中に生きていた。

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架空こそがめげずに希望の世界をつくり出す…絵本物語は希望の物語。

 


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私の愛する三冊の絵本 [扶侶夢絵本の世界]

 

“絵本との繋がり”を私に啓示してくれた三冊の絵本がある。

 

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『おおきな木』/シェル・シルヴァスタイン(著)
絵描きの私としては、自分の“思いを表現する方法”としての絵本を発見した記念すべき一冊。
この絵本は父親を亡くす2年ほど前に読んだもので、私の父親への接し方を大きく変えた絵本だった。おかげで私は父親に対して、少しの悔いもなく見送れたと思っている。その意味では、「一冊の絵本が人の人生を救うこともあるものだ」と実感している。

 

 

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『100万回生きたねこ』/佐野洋子(著)
この絵本を読んでホロっと泣いたとき、私は自分の人間性が変わったことを感じた。…と同時に、そういった事を発見させてくれる「絵本」というもののすごさに感銘を受けた。そして、私の今後の“表現者としての生き方”にヒントを与えてくれた。数年前なら多分この絵本を読んでも、そこまでの事は感じなかったと思う。これもやはり人生のタイミングというか、「縁」でしょう。

 

 

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『アライバル』/ショーン・タン(著)
これまでの絵本の範疇から大きく目を見開かせてくれた、私に“気づき”を与えてくれた絵本である。絵本というジャンルに入るのだろうけれど、文字が一切なくてコミックのようなコマ割りで展開してゆく。私もやってみたかった絵本表現だったが、それ以上の内容と技術のものが登場した(…こんな事ってよくあるんですよね)
この絵本が登場した事で私の“絵本に対する可能性への確信”は更に強まった気がする。21世紀はますますメディアミックスの時代になってゆくが、「絵本」も確実にその一翼を担うことになるだろう。絵本はもちろん子どもにとっても情操教育に必要なものであるが、ビジュアルな哲学書でもありマニフェストでもあり、そしてなによりも人に啓示を与えるものとして存在する。

 

紫煙.jpg

 


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